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アル-ヒジュルの古代遺跡は、ヨルダンのペトラ以南では、現存するナバテア文明最大の遺跡。紀元前1~後1世紀初めにかけて繁栄し、かつてこの地にいた預言者サーレハにちなんで「サーレハの町(マダイン・サーレハ)」と呼ばれる。ここには四つの大きな墓地があり、装飾が施された94もの墓石群のほか、神殿、用水路や貯水槽などの遺跡が良好な状態で保存されている。いずれもナバテア人の建築技術と水利技術の高さを顕著に示すものとして、世界遺産に登録された。さらに一帯では、ナバテア文明以前の碑文や岩絵も約50発見されており、これらは紀元前3~前2世紀頃にこの地に住んでいたリヤーン人のものであると考えられている。
Source: NFUAJ