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イタリア内に位置するサンマリノは、13世紀に都市国家としての共和国を形成した。以来、自由共和国としての政治体制を現在まで継続し、世界で最も歴史ある共和国の一つといわれる。首都サンマリノはティターノ山の頂上付近に広がり、現在も人びとが生活する歴史地区は、国の機能が集中する中心地。世界遺産に登録された主要な物件は、城壁や砦などの防御施設、14、16世紀の修道院、18世紀のティターノ劇場、19世紀の新古典主義建築のバシリカ聖堂やプッブリコ宮殿など。こうした中世の町並や建築が残されたのは、山の上という立地条件のおかげで、産業発展による都市化の影響を受けなかったためである。
Source: NFUAJ