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ロシアの極東に位置するサハ共和国を流れるレナ川の河岸には、150~300mの高さの石柱が並んでいる。これらは、カンブリア紀の海底の上昇によって地上に姿を現した石灰岩などの岩石からなり、摂氏-60℃から+40℃に及ぶ厳しい気温の変化によって、凍結した氷が岩を砕いた結果、作り出された。地上からの水の供給が、この凍結と融解のプロセスを促進し、現在のような景観が生まれたのである。岩石にはカンブリア紀の化石が含まれ、化石産地としての重要性もきわめて高い。
Source: NFUAJ