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タタールスタン共和国の首都カザンの南に位置する中世都市ブルガールの遺跡群は、7~15世紀に存在したヴォルガ・ブルガール人の文明の貴重な証拠である。13世紀にモンゴル系のジョチ・ウルスの支配下に入り、最初の首都となった。ブルガールは、慣習・文化的伝統、文明の形成に重要な役割を担ってきた、ユーラシア大陸の数世紀にわたる文化交流の歴史と変遷を証明している。922年にヴォルガ・ブルガール人がこの地にイスラム教を伝えたことを示す象徴的な遺産でもあり、現在もタタール人イスラム教徒の巡礼地である。
Source: NFUAJ