フェラポントフ修道院群

ロシア北部。ロシア正教会の修道院としての非常に純粋なフォルムを有する修道院群が、白海沿いの丘の上に完全な形で残されている。14世紀末の修道院が15世紀末の火災で焼失し、17世紀までに再建された。さまざまな技術的創意工夫が凝らされ、清浄な雰囲気に満ちた空間での修道士の生活を彷彿とさせる。主教会のマリア生誕代聖堂は、イコン画家ディオニーシーが息子と共に制作したフレスコ画で知られる。