カザン・クレムリンの歴史遺産群と建築物群

カザン・クレムリンの歴史遺産群と建築物群
カザン・クレムリンの歴史遺産群と建築物群
ロシア連邦
登録年: 2000| 登録基準: (ii)(iii)(iv)
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ロシアで現存する唯一のタタールの要塞。重要な巡礼の地であり、傑出した歴史的建造物群で構成されている。カザンはロシア中部の都市で、起源は13世紀後半、キプチャク・ハン国の支配下にあったイスラム時代に遡り、当時ここはタタール・イスラムの大都市であった。1552年に雷帝イワン4世に征服された後、キリスト教化された。ロシアに現存する唯一のタタール式要塞であり、また重要な巡礼地でもある。カザン要塞は10~16世紀の初期構造を基に、要塞の主塔をはじめ16~19世紀に建造された歴史的建造物群から成っており、その歴史的価値は高い。
Source: NFUAJ