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パプアニューギニア南部の海抜1500m地点の湿地帯にある、ニューギニア島最古の農耕地。発掘調査で、少なくとも7000年前から耕作が行われてきたことが判明したが、1万年前までさかのぼる可能性もある。タロイモやヤムイモなどの生産活動が、開始以来一度も途絶えていない場所でもある。約6500年前に植物採集が農業へと変わったこの場所では、初めは単なる盛り土をして耕作していた。しかし、やがて木製の道具で溝を掘って湿地を干拓し、4000年前にはバナナの栽培も始まったことが考古学的に証明されている。これほどの長期にわたり、独自の農業の発展や農法の変化について考古学的な裏付けのある場所は、世界にも類がない。
Source: NFUAJ