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サハラ交易を担ったオアシス都市。アイール地方のアガデスは、この地方にスルタン制が敷かれた15~16世紀に成立し、現在も2万人が居住する歴史地区。トゥアレグ族によるサハラ砂漠交易の玄関口となり、文化交流が発展した。遊牧民のキャンプ地の構造を踏襲してそのまま街路網とした町では、多数の住宅のほか、日干し煉瓦造りの高いミナレットを含む宗教施設と、スルタンの宮殿との複合体が良好に保存されている。そこにはアイール地方特有の様式を反映した装飾とともに、きわめて洗練された日干し煉瓦建築の伝統が見られる。
Source: NFUAJ