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モンゴル中北部のオルホン川の両岸に広がる雄大な放牧地。その地に含まれる12万1967haにもおよぶオルホン渓谷の文化的景観には、6世紀にまで遡る考古遺跡が数多く存在している。この地域には、チンギス・ハーンによって築かれ、13~14世紀に栄えたモンゴル帝国の首都カラコルムも含まれている。散在する遺跡から、遊牧民と遊牧社会、その行政のあり方や聖地とのつながりをうかがうことができるとともに、中央アジアにおけるオルホン渓谷の重要性を見ることができる。この牧草地における牧草地における遊牧生活は、現在もモンゴルの遊牧民に受け継がれている。
Source: NFUAJ