ルイス・バラガン邸と仕事場

1948年、メキシコ・シティ郊外に建てられた建築家ルイス・バラガン自邸と仕事場は、第2次世界大戦後のバラガンの傑出した独創性溢れる作例を代表するものである。コンクリート製の建造物で、総面積1161㎡の3階建ての構造になっており、小さな庭のデザインもまた特筆に価する。バラガンの作品は、現代建築の新たな潮流や要素を、新しい形として統合させたものである。その作品は、同時代の庭園や広場、景観設計に、特に大きな影響を与えている。