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アプラヴァシ・ガートは、モーリシャスの首都ポートルイスにある広さ1640㎡の一角。1834年、英国政府はモーリシャス島を、奴隷の代わりに「自由」労働者を雇用するという「偉大なる実験」の場とした。同年から1920年の間に、ほぼ45万人の契約労働者がインドからアプラヴァシ・ガートに到着し、島内の砂糖農園や、当時英国領だったレユニオン島、南アフリカ、東アフリカやカリブ海に送られたのである。石造りの倉庫や病院など1860年代に建てられた移民局関連建造物群は、この場所が、今や世界中に広まった「契約労働」システム発祥の地であり、歴史に残る大規模な労働者の移住が行われたことを示すものである。
Source: NFUAJ