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マラッカ海峡に面したマラッカとジョージタウンは、東西間の貿易・文化交流を通じ、500年以上にわたって発展を遂げてきた交易都市。15世紀以降、その地理的な優位性と富を求めたポルトガル、オランダ、英国などの列強に支配された。マラッカの政府庁舎や教会、広場、要塞などは、15世紀にスルタンの領土だったこの町が、16世紀初期にポルトガルやオランダに支配された歴史を物語る。一方、ジョージタウンでは、住居や商業用施設などが18世紀末からの英国統治時代の名残をとどめる。西洋と東洋の有形無形の文化が重層的に融合した両都市の景観は、東アジアや東南アジアでは比肩する場所がない異国情緒あふれる独特な風景である。
Source: NFUAJ