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マダガスカル島東部の南北に広がるアツィナナナの熱帯雨林は、約4800k㎡の広さをもつ六つの国立公園からなる。かつてゴンドワナ大陸の一部だったマダガスカル島はアフリカやインドとともに分離し、およそ6000万年前に孤島となった。そのため、島には独自の進化を遂げた動植物が多く、現在では島の東部に残る熱帯雨林が格好の生息地となっている。この熱帯雨林に生息する動植物のうち、その80~90%が固有種。特に霊長類が重要で、少なくとも25種のキツネザルを含んでいる。また、マダガスカルに生息する120種以上の哺乳類のうち、78種がこの熱帯雨林に生息し、そのうち72種は絶滅の危機に瀕した種である。
Source: NFUAJ