ミジケンダの聖なるカヤの森林

ミジケンダの聖なるカヤの森林
ミジケンダの聖なるカヤの森林
ケニア
登録年: 2008| 登録基準: (iii)(v)(vi)
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ケニアのインド洋沿岸200㎞にわたって広がる森林は「カヤ」と呼ばれ、この一帯に住むミジケンダの人々にとって聖域である。一般的なカヤは、森林の中に円形の防御柵を設け、石壁と木製ドアを備えた入り口をもち、周囲には住居を配している。これらは16世紀、他民族に追われてこの地に住み着いたミジケンダの人々が、神聖な墓所や森を守るために築いたものである。1940年代までに放棄されたが、現在も精霊の住む森として崇められており、長老の寄り合いに使用されることによって維持されている。ミジケンダの人びとの独自の伝統文化が現在も守られている場所として、一帯に点在する11のカヤが世界遺産に登録された。
Source: NFUAJ