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カザフスタン北部のサルヤルカは、ナウルズム国立自然保護区と、コルガルジュン国立自然保護区からなる湿地帯。北は北極海、南はイルティシュ川からアラル海へ流れる川の流域に、淡水湖と塩水湖などがある。そのうえここは、世界的に絶滅の危機にあるソデグロヅル、ハイイロペリカン、キガシラウミワシなど多くの鳥類の生息地として、きわめて重要な地域。アフリカやヨーロッパ、南アジアから東西シベリアへ向かう渡り鳥にとっての中継地でもある。また、保護区内にはこの地域でみられる植物の半数以上が自生し、密猟により激減した偶蹄目サイガ属のサイガなどが生息する。
Source: NFUAJ