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明治時代以降の日本の生糸の大量生産に貢献した、富岡製糸場をはじめとする4つの資産。養蚕技術の改良と教育機能を果たした2ヵ所の民間施設、風穴を利用した蚕種貯蔵施設と製糸場が連携し、生糸の大量生産システムを確立したことを物語る。フランスの蚕糸業技術の日本への移転に成功した初期の事例であり、19世紀末期に養蚕・製糸業の革新に決定的な役割を果たすことで、日本が近代工業化世界に仲間入りする鍵となった。製糸場の巨大建物は、西洋と日本の要素を結合させた日本特有の工場建築様式である。
Source: NFUAJ