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日本人の心のよりどころであり続ける名峰。富士山は、東京の南西約100kmに位置する標高3776mの成層火山。その威厳のある山容と断続的な噴火は宗教的な霊感を人々に抱かせ、古くから死と蘇りを象徴する登拝が行われてきた。山頂には浅間大神がすむと信じられ、山裾に浅間神社や御師の家が形成されてきた。また、富士山の美しい姿は14世紀以降、さまざまな形で表現されてきた。とりわけ、19世紀前半の葛飾北斎の『富嶽三十六景』は、富士山を世界中に知らしめるとともに、西洋絵画の発展に大きな影響を与えた。
Source: NFUAJ