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北イタリアのポー川渓谷に位置するマントヴァとサッビオネータは、ともに14~17世紀にこの地を支配した、ゴンザガ家ゆかりのルネサンス都市。既存の都市をルネサンス期に再建、拡張したマントヴァでは、ローマ時代以降の発展の跡が顕著で、11世紀に建造された円形の建物であるロトンダや、バロック様式の劇場など中世の大建造物も残る。一方、30km離れたサッビオネータは、16世紀後半にヴェスパシアーノ・ゴンザガ・コロナの治世に建設された碁盤目状の都市。ルネサンス都市としての形成過程は異なるが、両都市ともゴンザガ家の指導でルネサンスの理想が具現され、ルネサンス文化の発展に大きな影響を与えた。
Source: NFUAJ