ヴァルカモニカの岩絵群

イタリア北部・ロンパルディア地方のカモニカ渓谷（ヴァルカモニカ）一帯にみられる壁画群。約2400箇所、13万点以上におよぶこれらの壁画は1929年に発見されました。前期青銅器時代から鉄器時代にかけてなめらかな岩肌に描かれたもので、ナクワ岩壁岸壁彫刻国立公園では、古代人の日常生活や狩猟・戦争の場面、宗教的な儀式のようすなどを今に伝えています。