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イラク北部のエルビルは、6000年以上にわたって層を重ねたテル(遺跡丘)の上に発達した都市集落。19世紀の城壁に囲まれた町は、現在も難攻不落の要塞のような印象を与える。オスマン帝国時代の都市構造をとどめ、大門から入ると迷路状の街路や袋小路広がる。考古学や歴史的事件、ここに住み、統治した人々、そして住民たちが現在も城塞を維持していることが、崩壊と再建を繰り返した長い歴史を持つこの城郭都市の価値をさらに高めている。また、エルビルの名がシュメール以前の時代から見られる点も重要である。
Source: NFUAJ