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創造的才能の傑作として価値が認められたこの水利施設は、紀元前5世紀のダリウス1世の時代に造られた。カールーン川の2つの主要な運河を含み、そのひとつギャルギャル運河は、製粉場に通じるトンネルを抜け、いまもシューシュタル市に水を供給している。運河は壮観な崖を成し、トンネルを抜けた水は滝のように下流に向かって流れ落ち、市南部の平野に至って4万haもの農場と果樹園を潤している。この遺産はサラセル城、水利システムの操作場、水位を測る塔、ダム、ため池、水車場などから成る。エラムやメソポタミアの人びとの技術を受け継ぎ、いまではナバテアの人びとの技術やローマ由来の建築技術の影響までうかがい知ることができる。
Source: NFUAJ