ニューカレドニアのラグーン:リーフの多様性とその生態系

ニューカレドニアのラグーン:リーフの多様性とその生態系
ニューカレドニアのラグーン:リーフの多様性とその生態系
フランス
登録年: 2008| 登録基準: (vii)(ix)(x)
0
0
行った
行きたい
世界3大岩礁地域の一つであるニューカレドニアは、豊かな生態系を残す全長約1600㎞の堡礁(ほしょう)や環礁などに囲まれ、面積2万3400k㎡ものラグーン(礁(しょう)湖(こ))をもつ。登録範囲は、この約60%に相当する六つの海域で、マングローブから海草に至るまで手つかずの生態系を残す貴重な場所。510種のサンゴ、1695種の魚類など、海洋生物だけで5055種が生息する。古代のサンゴ化石から、現在も成長を続ける造礁サンゴが積み重なる海域は、オセアニアの自然史を探るうえできわめて重要。またジュゴンの生息地としては、世界で3番目に大きい規模で、絶滅の危機に瀕した海洋哺乳類、鳥類の避難所である。
Source: NFUAJ