行った
行きたい
セバスチャン・ル・プレストル・ドゥ・ヴォーバンは、ルイ14世に仕えた高名な軍事技術者。フランス西部、北部、東部の国境沿い12カ所にある要塞建築物は、ヴォーバンが1667~1707年に手がけたものの中で、最も優れるといわれる作品群。稜堡式要塞をはじめ、彼自身が一から築いた町や平野の城、官舎、山間部の砲台や通信施設などがふくまれ、建築にはさまざまな石やレンガ、土など土地の素材が使用されている。ヴォーバンが設計したこれらの要塞は西洋式軍事建築の典型で、その技術はヨーロッパだけでなく、遠くアメリカ、ロシア、東アジアにまで及び、各国の要塞建築史に多大な影響をもたらした。
Source: NFUAJ