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アフリカ西部のガンビア川沿いには、長さ約350㎞、幅約100㎞にわたって、ストーン・サークルを中心に1000以上の遺跡が点在する。一つのストーン・サークルは、8~14本の石柱からなり、それぞれの石柱は直径4~6m、高さ平均2mで、鉄器でほぼ完全な円筒形や多角形に削られている。その総数は93に及び、いずれも紀元前3世紀~紀元後16世紀のものとみられ、周辺には多数の塚や墳墓も見つかっている。遺跡群は、大きさ、一貫性、複雑さ、精密さにおいてほか類がなく、高度な組織社会が長年にわたって繁栄してきたことを示すと同時に、この地で行われてきた埋葬習慣を解明する貴重な遺跡となっている。
Source: NFUAJ