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キューバ南東部に位置するカマグェイは、16世紀にこの国に移住したスペイン人が最初に作った七つの村の一つ。以来、牛の飼育と製糖業が盛んな内陸部の中心都市に発展し、キューバ経済に重要な役割を果たした。この都市は、他のラテンアメリカの植民都市とは異なり、大小の広場と入り組んだ路地などが区画整備されずに発展したことが大きな特徴。また、主要な交易路から比較的離れていることも、他の植民都市とは趣を異にする。新古典様式、折衷様式、アール・デコ、アール・ヌーボーなど、多くの様式の影響を受けた建築が残るこの都市は、規則的な都市設計が採用される以前の、初期の植民都市の様相を示す。
Source: NFUAJ