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中国の8つの省を貫き、北は北京から南は浙江省に至る大運河。紀元前5世紀前から建設が始まり、後7世紀の隋時代には、広大な中国内陸部を結ぶ交通網となった。その後も歴代王朝によって維持拡張され、国民への米や穀物の供給、軍事物資や軍隊の輸送に利用され続けた。建設が最盛期に達した元代の13世紀には、総延長は2000㎞以上におよんだ。産業革命前の世界最大の土木技術であり、中国で最も重要な黄河や長江を含む5つの河川流域をつなぐこの運河は、現在でも交通網として重要な役割を担っている。
Source: NFUAJ