紅河ハニ棚田群の文化的景観

紅河ハニ棚田群の文化的景観
紅河ハニ棚田群の文化的景観
中華人民共和国
登録年: 2013| 登録基準: (iii)(v)
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人と自然の共生と調和を表す棚田の景観。雲南省南部の山間を流れる紅河南岸、アイラオ山麓の急斜面には、ハニ族が1300年にわたって維持してきた棚田が広がる。棚田、水供給、集落、森林の4要素からなり、四つの幹線水路と392の溝が張り巡らされている。水牛や牛、アヒル、魚などを利用する独自の耕作技術により、1世帯につき2~3区画の棚田で赤米を生産。山上に位置する森林は土地の保全、水供給などの役割があり、その下に集落が営まれている。自然を崇拝するハニ族の生活は、人と自然環境の共生と調和を象徴する景観をつくり上げている。
Source: NFUAJ