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世界で2番目に広いカルデラをもつンゴロンゴロ山を中心とした保全地域には、絶滅の危機に瀕しているシロサイを含む、多くの野生動物が生息している。周辺に住むマサイの人々はこの地域で遊牧を行っており、動物と人間が共存しながら、自然を守るという保全地域のようすがよくわかる。絶滅の危機に瀕するシロサイをはじめ、多くの野生動物が生息し、カルデラ湖や活火山も見られる。2010年にオルドバイ渓谷の人類の遠い祖先ホモ・ハビリスの化石やライトリの360万年前の人類の足跡化石の考古学的価値が評価され、複合遺産となった。
Source: NFUAJ