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人類の祖先の生活の跡が残る岩肌。スペイン領・イベリア半島のジブラルタル海峡の東側、険しい石灰岩の断崖に穿たれた4つの洞窟では、10万年以上前にこの地で暮らしていたネアンデルタール人の住居を示す考古学的、古生物学的遺物が見られる。食料となった鳥や海洋生物の狩猟の跡、装飾のための羽毛の使用の跡や、抽象的な壁画は、ネアンデルタール人の文化的伝統を示す類い稀な証拠である。これらの洞窟群の科学的な研究は、ネアンデルタール人と人類の進化に関する議論に対して十分な貢献をしている。
Source: NFUAJ