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スコットランド東部のフォース川河口に架かる長さ2529mのフォース橋は、世界で最初に複数のカンチレバー(片持ち梁)を採用したトラス橋。1880年代には新しい材料だった軟鋼を大量に使用し、最先端の土木工学の設計原理と工法によって建設された橋は革新的で、世界の工学分野の奇跡ともいわれた。外観は装飾を施さず、大量の構造材をそのまま見せる簡素なものである。鉄道が長距離内陸輸送の主役となった時代の橋梁設計と建設技術の発展を示すこの橋は、1890年の開通以来、現在も使用され続けている。
Source: NFUAJ