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スペイン南東部、コスタ・ブランカ州の都市。この椰子園(エル・パルメラル)は、8世紀にアラビア人が都市の緑化と装飾のために、高度に発達した灌漑施設によって造園した。椰子の渡来はそれよりもはるか古く、フェニキア人やローマ人居留地区時代まで遡る証跡が残っている。この椰子園は、スペインにおけるイスラム支配の名残であり、ヨーロッパ大陸におけるアラブ式農法が残る唯一の例証である。今なお20万本以上の椰子の木が群生している。
Source: NFUAJ